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「日本ハム2-5ロッテ」(24日、札幌ドーム)

 星野ジャパンのエースが、まさかの乱調だ。北京五輪前の最後の登板となった日本ハム・ダルビッシュが今季ワーストの5失点、11安打と炎上して4敗目。「(ボールに)勢いはあったと思う。ボール球が多くてカウントを悪くして苦しんだ」と淡々と話したが、表情には悔しさがにじんでいた。

 痛恨の一発を食らったのは0-0の四回。先頭の根元に四球を出し、無死満塁のピンチを迎えた。鼻っ柱の強いエースが選んだのはオール直球勝負。大松、今江は連続空振り三振に仕留めたが、続く橋本に、低めの150キロ直球を完ぺきにとらえられ、自身通算3本目となる満塁本塁打を浴びた。「打たれるべくして打たれた。自信を持って投げたボールだから悔いはない」と強がり、前を向いた。

 打たれながらも、チームの大黒柱としての責任を果たした。「いない間、貢献できない。試合前から気持ちが入っていました」。北京五輪でチームを1カ月近く離れることを気にかけて、1人で投げる覚悟を決めていた。七回まで投げた直後には首脳陣から交代を打診されたが、続投を志願。だが八回に、さらに1点を許して無念の降板となった。

 プロ入り最多の165球の熱投は報われず、今季の自身の連勝は5、夏男の証明となる7、8月の連勝も16で止まった。しかも、2年目の大嶺にプロ初勝利までもっていかれたが、敗戦を引きずっているヒマはない。

 「全部、勝てるわけじゃない。こういう日もあるだろうし、気持ちを切り替えてやります」とダルビッシュ。前半戦最後の登板は白星で飾れず不安を残したが、これからは星野ジャパンのエースとして戦っていく。

デイリースポーツ

 子供生まれるってそんなに大きいのかなぁ
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