ブラジル映画祭

　ブラジル映画祭２００８が１０日から４日間、東京都渋谷区の表参道ヒルズで開かれる。今年で４回目。日本人のブラジル移住１００年を祝う「日本ブラジル交流年」の今年は、国際協力機構（ＪＩＣＡ）が制作した日系１世のドキュメンタリー映像「子供たちの百年　ブラジルに渡った少年少女は、今！」を上映する。

　この映像は、１９３０年代に移住した少年少女１０人をブラジルに訪問しインタビュー。日本出発前に彼らが移住への期待や不安を書いた作文を中心に、移住後の映像を交えながらそれぞれの人生をたどる。

　そのほか、スラム街で生きる少年たちを描いた「シティ・オブ・ゴッド」で有名なパウロ・リンス脚本の「ミゲルとジョルジ」や、生誕１００年を記念しサンバ界の巨匠カルトーラの生涯を描いたドキュメンタリー映画「カルトーラ～サンビスタの物語」など日本未公開の長編６作品を公開。ブラジルの人気俳優で監督のパウロ・ベッチのトークショーも開催される。

　問い合わせはトゥピニキーン・エンターテイメント、電話[phone]。

ZAKZAK 2008/10/02

映画祭の季節ですか