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松ちゃんが謎だらけの初メガホン

緊張した面持ちで会見に臨む松本人志監督=都内のホテル  お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(43)が25日、都内のホテルで自身初監督となる映画「大日本人」の製作発表を行った。企画、監督、主演の3役をこなす松本だが、製作発表の場というのに、作品の内容や共演者をベールに包み、一切の公表を拒否。最後まで“松本流”を貫く異例の会見となった。

 「監督」と呼ばれてピンクのネクタイ、スーツ姿で登場した松本だが、第一声は「いや~居心地悪いですね~」。それでも、初監督作には、「かなり手応えあります。面白い、だれも撮ったことのない映画です」と自信たっぷりに話した。

 こうなると、気になるのは作品の内容だが、松本は「自分でもよく分かんないんですよね」とのらりくらり。「ヒーローもの」「お笑い」「日本の現状」を取り入れたとだけ明かし、通常は報道関係者に配布する資料類もなく、詳細は最後までベールに包み込んだ。

 吉本興業関係者によると、松本は「内容を明かしてイメージを固定されるぐらいなら、世に出したくない」と主張。公開までチラシやパンフレットの類を製作することを拒否しているという。

 しかし、今年6月に松竹系約200館での大規模公開が決定し、肝心の映画館主への説明や宣伝ができず、折衝案としてこの日、映画製作だけを発表する苦肉の策がとられた。

 5年前から映画監督を考え始めたという松本は、“声明文”で「テレビも規制が厳しくなって少々ストレスがたまっているのかも」と思い立ったきっかけを説明。一昨年12月にクランクインし、「四季を入れたかった」と8カ月をかけて撮影し、昨年8月29日にアップした。現在編集段階だが、ともかくも吉本興業映画進出第1弾の記念作品は、映画界の常識を取っ払った異例づくしの作品となりそうだ。

デイリースポーツより
 まっちゃんならおもしろいの作ったんだろうなっ。
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