ｗ―ｉｎｄｓ．日中スーパーライブ

ｗ―ｉｎｄｓ．日中友好熱烈ライブ！

　日本と中国の歌手６組による「日中スーパーライブ」が１３日夜、北京市の北京展覧館劇場で開催された。日本からは男性３人組「ｗ―ｉｎｄｓ．」や後藤真希（２１）ら４組が参加。トリを務めたｗ―ｉｎｄｓ．はいま中国で最も人気のある日本人アイドルとして、来年の北京五輪でも「音楽イベントなどに“出場”したい」と意欲をみせた。

　日中国交正常化３５周年を記念した２時間半の競演ステージ。ｗ―ｉｎｄｓ．は、会場の大半を埋めた１０代の女性ファンがグループ名を数十回以上連呼する中、登場した。

　軍服姿のＶＩＰらが中央席にどっかりと座る中、メンバー３人が「ダージャーハオ（みなさんこんにちは）」とあいさつすると、女性ファンは喜びを抑えきれないように跳びはね、声援は悲鳴に変わった。

　現地での人気ぶりは数字に表れている。昨年中国で行われた日本の音楽の認知度調査で、１０代の若者が最も知っていたのがｗ―ｉｎｄｓ．。全年齢層でも男性アイドル歌手ではトップ（女性を含めると９位、１位は酒井法子）の認知度。今回の訪中でも空港に１０００人が殺到し、デビュー曲「フォーエヴァー・メモリーズ」を合唱してお出迎え。もみくちゃの中を脱出したボーカルの橘慶太（２１）は「これまでアジア各国を回ってきましたが、北京は特に熱い。圧倒するくらいのパワーを感じ、あまりの勢いに身の危険を感じたほど」と苦笑いしていた。

　ステージでは、新作アルバム「Ｊｏｕｒｎｅｙ」の収録曲「ブギウギ６６」など６曲を披露。ラストでは出演していた後藤、平原綾香（２２）、中孝介（２６）、中国のジャジャ（２２）とハン・シュエ（２４）の全出演者で、Ｋｉｒｏｒｏの「未来へ」を合唱。来年夏に五輪を控えた北京で、ひと足先に音楽で日中の友好を深めた。

　終演後、慶太は「五輪のイベントに出たい。（得意の）サッカーに選手として出ちゃったりして…」とジョークが出るほど。アジア進出に確かな手応えを感じている様子だった。

スポニチより
　どっちでも人気だもんなぁっ。