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冬こそ動物園 旭山に続け、雪国で続々開園
2008年02月20日08時07分

 冬の動物園は面白い――。独特の行動展示で人気を集める旭山動物園(北海道旭川市)の成功に刺激され、雪国の動物園が冬季開園に踏み切る例が相次いでいる。冬ならではの動物の姿が大きな魅力だ。近年の暖冬傾向が追い風になっているが、今冬は原油高の心配も出てきている。



「お散歩」をする姿を一目見ようと、ペンギンたちの周りには人垣ができていた=1月19日、富山市のファミリーパークで

 富山市の富山市ファミリーパーク。祝日だった今月11日は晴天に恵まれ、気温は10度。残雪の残る園内は、この冬一番となる約5800人の親子連れらでにぎわった。

 今冬から始めた「ペンギンのお散歩」は晴れた日には1000人以上が集まる大人気だった。ペンギンの繁殖シーズンになるため2月上旬で終わったが、問い合わせが多く9日からの3連休は特別に3羽のペンギンの「散歩」を復活させた。

 同園は06年度に冬季開園を試行し、12月下旬~2月末に無料開園。2年目の今年度はすでに目標の2万5000人を超えた。

 これまで冬に閉園していた理由は広い園内の除雪費。近年は暖冬が続き、除雪費用が抑えられるようになったという。

 開園さえすれば冬の動物園は見どころがいっぱいだ。寒いと動物も動かなくなると思われがちだが、繁殖期を迎えて活発な姿を見せる動物も多い。冬毛になったニホンカモシカやニホンザルは写真愛好家の格好の被写体だ。山本茂行園長は「冬は動物も脂肪を蓄えて体格がよくなり、一番きれいに見えるときなんです」と話す。

 秋田市大森山動物園も06年に「雪の動物園」を始めた。休園中の1、2月も土・日・祝日は開園し、料金も通常の大人500円を300円に。今冬は開園時間も1時間延ばした。晴れた日は千人以上が訪れ、「雪の中に動物がいる風景がきれい」と好評だ。

 盛岡市動物公園も05年から、閉園中の2月に2日間、入場無料の特別開園を実施。2日間は採算を度外視して除雪する。今年も約30センチの積雪を取り除き、16、17日に開園。2日間の入園は昨年に続き4000人を超えた。夏の週末よりも多い人出だったという。

 こうした流れを生んだのは旭山動物園の成功だ。90年に冬季開園を始めた。99年から通年営業し、「ペンギンの散歩」「水に飛び込むホッキョクグマ」などの企画を次々打ち出した。冬季来園者は99年度の約2万人から06年度は約75万人に。寒さの厳しい今年度も前年を超える勢いという。

 とはいえ、心配なのは原油高。もともと暖かい地域に生息するキリンやライオンなどの動物は室温を20度ほどに暖める必要がある。多くの動物園は大型の重油ボイラーを使っており、値上がりの影響は避けられない。

 通年営業する札幌市円山動物園は、例年なら年約7000万円の暖房費が今冬は1000万円ほど多くかかりそうだという。灯油ストーブを使う盛岡市動物公園も480万円と見込んだ燃料費が約660万円に達しそうだ。

 日本動物園水族館協会の北村健一専務理事は「冬も動物を見せるのが動物園の使命。今後も各地で工夫した取り組みが出てくるでしょう」と話す。


aahi.comより
 まぁ、旭山動物園はすごいもんなぁっ。さすがに越えるのはきついだろうけど、一年通した方が利益あるのかもなっ。
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